神の系図




     

OSIRIS 
オシリス神
SET
セト神
ISIS
イシス女神
NEPHTYS
ネフティス女神
下エジプトの王。
冥界の王。
「永遠の主人」
混乱・混沌、闇
上エジプトの王
(外国から)
ギリシャでは
ティュホン。
魔術の神。
神の母。
聖母マリアのモデル
石女。
「城の女主人」
「見えないもの」
ギリシャでは、セラピス
妻:イシス 
息子:ホルス
愛人:ネフティス
妻:ネフティス 夫:オシリス 
息子:ホルス
夫:セト 
息子:アヌビス 
愛人オシリス 
(ホルスの妹説もある)
ジェド柱 架空の動物 階段 名前のヒエログリフ

穀物の穂を
結びつけた柱説、
オシリスの背骨、
オシリスの男性器説

肌は不毛の地の色
「赤」

天まであげる
という意味
この世に存在する
第1重要は肉体、
第2は名前(レン)で、
その人の全てを表す
下エジプトの信頼される
王でしたが、
人気を妬んだ、
上エジプトの王セトの
策略にひっかかり、
箱つめにされ
暗殺されました。
その後
イシスが遺体を発見、
遺体を魔術で復活させ、
もう死なないようにと
冥界の王になり、
以降エジプトを
見守ったのでした。

全ての神を敵にまわすが
太陽神ラ−に気に入られ、
ラ−の乗る昼の船では
先頭に立ち、
航海のじゃまをしようと
迎え待つ、
大蛇アポピス
(天文でいうノ−ド)を
唯一倒すことの出来る
神でもあります。

イシスは、母性愛に
あふれた神です。
魔術を使いながら
セトによって
ばらばらになった
夫オシリスの亡骸を
あつめる旅をし、
見事夫を
復活させたのです。
又、
幼少のホルスセトは
殺そうとまたしても
策略をたてますが、
それにひっかかることなく
育て上げたのです。

夫セトの勝手に
耐えかねて、
オシリスと関係を持ち、
アヌビスを生みました。
オシリスが夫である
セトの策略に引っかかり、
暗殺された時、
姉イシスとともに、
遺体探しに協力したのです。


幾千の神々(ほんの一部)

HORUS 
ホルス神
BAST
バステト女神
THOTH
トト神
HATHOR 
ハトホル女神
PTAH 
プタハ神
セトと戦う
英雄的な神。
ギリシャでは
アポロと同一視
喜びの神。
猫の姿の女神
学問、医術、
魔術の神。
ギリシャ神話、
ヘルメスのモデル。
聖なる雌牛。
ギリシャ・ロ−マでは
アフロデテ
メンフィスの
地域神
手工業の神。
創造神。
エジプトの
大地と
人間を作った
ウジャトの目。
左目はホルスの
月の象徴。
(右目はラ−の目
太陽の象徴。
逆の説も)
シストラム
(儀式用の楽器)
トキの姿 雌牛の角で
囲まれた、
太陽円盤
ミイラの姿
父:オシリス 
母:イシス
息子:マヘス 妻:アウイ 
息子:ネフェロス 
ラ−の息子説
夫:エドフのホルス メンフィス三神。
妻:セクメト
息子:ネフェルトゥム。
無き父を思う、
親孝行の良い息子。
父の敵をとるべく
セトに戦いを挑み、
長い年月の末、
見事勝利を収めた。
母イシスも
息子を守るべく、
魔術をしかけ、
勝利へと導いた。

雌猫姿として神話に
登場。
エジプトでは猫が
出産と家の
守り神として
崇拝されていた。
当時、神殿外部で
おみやげとして
猫のミイラを
販売していたという
記録もあるほど
人気の神様。

書記の神として、
神官たちに
信仰された。
頭のいい神で、
数学を発明し、
医学の神様

公平さも兼ね備え、
冥界の審判役。
別名は戦いの神、
セクメト。
ラ−の娘。
人間達が
反乱を起こした為、
地上に送り、
反乱を沈めた。
が、ハトホルは
セクメトに姿を変え、
人間たちを殺した
善良な職人肌の
男性神。
メンフィスの南に
神殿があるため
「壁の南側」
といわれている。
ミイラ姿がほとんど
地上に姿を現す時は
「アピス」という、
聖なる牛に姿を変た。
ANUBIS 
アヌビス神
SCARAB
スカラベ(ケプリ)神
FIRE 火 AIR 空 WATER 水
犬の姿をした神。
墓の守り神。
ミイラ作りの名人
「変化するもの」
「生じるもの」
ドゥアムテフ。
宇宙の4元素
「火」を司る神。
「その母を
熱愛するもの」
ケベンセヌフ。
宇宙の4元素
「大気」を司る神。
「その兄弟たちを
甦らせるもの」
イムセティ。
宇宙の4元素
「水」を司る神。
母:バステト 
父:オシリス
母:ヌト 父:老ホルス 
母:イシス
(他の兄弟:
ケベンセヌフ、
ハピ
イムセティ)
父:老ホルス 
母:イシス
(他の兄弟:
イムセティ、
ハピ、
ドゥアムテフ)
父:老ホルス 
母:イシス
(他の兄弟:
ケベンセヌフ、
ハピ、
ドゥアムテフ)
墓の廻りに犬が
ウロウロしてたので、
エジプト人達は、
墓の守り神として崇めた
フンコロガシ虫 ジャッカル姿 人間の姿
イシスが
夫オシリスの遺体を
探す旅に出たとき、
アヌビスはお供として
旅の無事を守り、
遺体を発見した。
ミイラ作りの名人として
犬の面をかぶり、
作成した。

フンコロガシの持つ糞は
古代人からみると
太陽を転がすように
見えた。
糞に子供を産み付け
幼虫は糞を食べて
出てくるため、
太陽神として
神聖視されました。

他の兄弟たちと
共に
ミイラを作る際
出る
臓器を守る
4つの壺
「カノプスの壺」
の1つとして、
肺を守った。
霊魂バ−という、
死者の顔を持った
鳥とも対応。
他の兄弟たちと
共に
ミイラを作る際
出る
臓器を守る
4つの壺
「カノプスの壺」
の1つとして、
腸を守った。
サフ−という、
死んだ後、
神の元に
伺うための、魂の
ヒエログリフに対応
他の兄弟たちと共に、
ミイラを作る際出る
臓器を守る
4つの壺
「カノプスの壺」
の1つとして、
肝臓を守った。
「カア」という、
両手を挙げた
ヒエログリフに
対応し、
肉体が死んでも、
生き続ける
魂のようなもの。
EARTH 土 SIRIUS 
シリウス
LOTUS 
ロ−タス
(蓮の花)
CROOK&FLAIL
 杖とからざお
URAEUS 
エジプトコブラ
ハピ。
宇宙の4元素
「土」を司る神。
ナイルの神
(ハピ)とは別
大いぬ座。
「イシスの星」
「イシスの涙」
上エジプトの象徴 王の権力の象徴 下エジプトの象徴
父:老ホルス 
母:イシス
(他の兄弟:
ケベンセヌフ、
イムセティ、
ドゥアムテフ)
猿の姿 オベリスク
(塔状のミニピラミッド)星 シリウス
はすの花 柄の曲がった
牧杖:
ヘカ−ト
(英:CROOK)
からざお:
ネカ−カ−
(英:FLAIL)
聖なるコブラ

他の兄弟たちと
共に、
ミイラを
作る際出る
臓器を守る
4つの壺
「カノプスの壺」
の1つとして、
脾臓を守った。
「イブ」という、
心臓を意味する
ヒエログリフに
対応。
ミイラを作る際、
心臓は
ミイラの体に戻し
死後の復活・
再生の
審判をうける。
ナイル川の
氾濫は
エジプトにとって、
作物等の収穫が
左右される一大関心。
シリウスが
日の出前に
現れる7月になると
川は氾濫を起こし、
栄養のある土を
遠くから運んできて、
国を豊かに
させたのです。
蓮はヨルになると
花が閉じ、
朝になると
又花を咲かせたので、
古代エジプトの
基本姿勢である
「再生・復活」の
象徴となった。

仏像の蓮もここから
きたのかな?
羊を集めるための
ものだが
転じて支配を
意味する
ヘカ−トと、
王権の象徴で、
元は
天然樹脂を
集める道具の
ネカ−カの2つを、
胸の前でクロスして
ファラオがよく、
持ってる
権力の象徴。
蛇は
「足がないの何故動くの??」
と、
エジプト人は
不思議に思い、
「神」を
感じたのです。
コブラは、
毒を持ってることから、
絶対的な力強さを感じ、
ファラオの象徴はもちろん、
ラ−の乗る、
昼の船の守護もしている。
ANKH
 アンク
WINGED DISK 
太陽円盤
THE TWINS シュウとテフヌト SPHINX 
スフィンクス
BUCKLE OF ISIS
イシスの
飾りどめ
「KEY OF LIFE」
生命の鍵
エドフのホルスの姿 大気の神シュウ
湿気の女神テフヌト「神の手」
権力ある
王の化身
ティト。
イシスの
結び目。
サンダルの柄を
かたどったもの
太陽円盤付きの翼 ライオンの
姿をした
双子の兄弟
であり夫婦。
上半身
人間で、
下半身が
ライオン
アンクのヨコ棒が、下にたれた形
輪は黄道を
輪の下の横棒が
人の腕を意味したと
考え、
新しい世界への
扉を開ける鍵と
感じた。
アンクは、外国で、
その形から「輪付き十字架」と呼ばれる。
真ん中の太陽は、
ラ−の目を表し、
その両方に生える翼には、
ホルスのような
行動力と共に、
癒す力があると
されている。
翼を広げ、あらゆる方向から、
ラ−を守った姿。
翼は、スカラベや、
蛇にもつけられた姿で
描かれた。
ラ−の子供であるシュとテフヌトは
兄弟であり、夫婦。
シュウは、風や雲といった
自然現象を制御する神として、
テフヌトは、
原初の神として湿気や霧を
制御する神として信仰された。
スフィンクスは、
王や神の
象徴として、
神殿の参道や、
ギザにある
大スフィンクス
のような形が
一般的。
イシスが、オシリスとの子供(ホルス)を身ごもった時、
お産の無事を願うべく安産のお守りとして使用していた。
生命や安楽を意味

古代エジプト王朝の始まり


エジプト文明が幕を開けた約3000年前
日本は弥生時代

上下エジプトの統一で王朝が始まり
王を中心とした国家が形成された。

自然を崇拝し、竪穴式住居に暮らし、
稲作が始まる
地域の支配者が出現し始める

川の氾濫時は農耕等の労働が出来ないため、
公共事業としてピラミッドの制作や、
官僚による税金の徴収等、
外国から木材等の輸入等々の政策がすでに
とられていた。

エジプト文化は大陸を横断し、海を越え、文明の偉大さが各地に伝わり、
日本にも入り、
エジプトの文化からその国の独特の文化へ変化していったのです。
日本でその文化の変化に触れられる代表的なものが菊の紋章ですが、
もとはエジプトのはすの花が伝わったものだとされています。


   

マークは☆に関するお話へ飛びます。
伊丹市立こども文化科学館さまより、お借りしているものです。
http://hccweb6.bai.ne.jp/~hfb82001/index.html
星空・天文の話題

参考文献
☆『筑摩世界文学大系1古代オリエント集』
☆エジプトタロットカード解説書引用
2006/8


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